樹木葬霊園グランジュールに込められた想い ～花言葉～
メモリアルアドバイザーの岡田です。
先日、当社で５拠点目の樹木葬霊園、グランジュール野並が名古屋市緑区にオープンいたしました。現地見学会ではたくさんの皆様にお越しいただき、樹木葬への関心が高まっていることをうかがい知ることができました。
この樹木葬霊園には墓標に見立てて埋葬場所の目印となるシンボルツリーと呼ばれる樹木が植えられております。樹木葬には欠かすことにできないもので、お墓に向かって手を合わせるようにこの樹木に手を合わせていただきます。シンボルツリーに用いられる樹木にもいろいろあります。当社グランジュールの中でも植えられているシンボルツリーはすべて同じ…ではありません。
グランジュール大高とグランジュール平和公園には「ドウダンツツジ」、グランジュール豊川とグランジュール平針では「イロハモミジ」が採用されています。今回オープンのグランジュール野並では「ソヨゴ」が植樹されました。これらは春から秋にかけて花が咲いたり、紅葉や可愛い実をつけたりと一年通してその姿の移り変わりを楽しんでいただけることが特徴です。ゆっくりと成長しあまり大きくならずお手入れもしやすいといった一面もあります。
今回は、シンボルツリーのそれぞれに由来する花言葉からこのグランジュールに込められた想いについてもご紹介いたします。
「ドウダンツツジ」 花言葉は『上品』『私の想いを受けて』など。
故人様とお参りに来られる方との間にはきっと色々な絆、様々な思いがあります。その思いを受け取って欲しいという故人様からのメッセージにも感じられますね。そしてこのシンボルツリーに祈りを捧げることでお参りの方々の想いが故人様のもとに届いたら素敵ですね。
「イロハモミジ」 花言葉は『大切な思い出』『美しい変化』など。
お参りに来られた方々にとって故人様との思い出がいつまでも色褪せることの無いように、そして故人様の笑顔やしぐさを思い出しながら感謝の想いとともにこのイロハモミジの樹に手を合わせていただけたら…と思います。
「ソヨゴ」 花言葉は『先見の明』。
これは良い意味の言葉で、意味は事が起こる前にそれを見抜く見識のことです。樹木葬をご検討される方の多くは生前購入と言われます。ご自分たちの先を考え終活の一環でお墓をご用意することは寿陵といって長寿や子孫繁栄などを招く縁起の良いことと言われています。まさに樹木葬のシンボルツリーとしてぴったりの花言葉ですね。
また、ソヨゴの樹木としての特徴として厚みのある葉を多く蓄えていて乾燥気味や、やせた大地でも丈夫に育つたくましさを持っています。お参りに来られるご家族様へ「先を見越し、時代を生き抜く力をもってたくましく生きていって欲しい」というメッセージになると思います。
シンボルツリーに込められた想いを紹介させていただきました。花言葉にはいろいろな意味を持つものもありますが、どうしてここに使われているのかをちょっとだけ深く考えてみることでなるほど！と思えるようなつながりを感じることができますね。お参りなどでグランジュールにお越しの際にはシンボルツリーにも目を向けていただき、ご紹介した花言葉をちょっとだけ思い出してみて下さい。そして少しでも皆様の心の在り方が変わっていただけたら幸いです。
また機会がありましたらシンボルツリー以外にも植えられているグランジュールの小さなお花たちについて、ご紹介をしたいと思います。
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